会社で。

　二つ年下の後輩のＭさんは性格がややきつめながらよく気がつく人です。
　いろんなミスをしたり、忘れ物をしたり、水遣りとかの雑用含め、いつも必死だけど空回り気味な私を助けてくれます。

　「！また松子か！」とか、「おばか！松子のおばか！」とか結構いわれたい放題ですが。
　ほぼ毎日？

　時々先輩なのに・・・！悔しい！とか思いますが、思っても年の差とか上下関係とかまったく気にせずほぼ素丸出しの状態で付き合える貴重な同僚です。
　友達・・・ともちがうかな？全く対等で同目線。仕事をする上でこんな風に付き合える相手がいるのは本当に幸せなことだと最近しみじみ感じます。

　そのＭさんは「入社五年目になったら何が何でもこの会社辞めてやる」のだそうな。
　あぁ、五年目ね、今の私と同じだね。

　あと残り二年か。

　会社の残業の時に「辞める」とは散々二人で言い合っていた事だし、彼女は腰痛持ちなので今の仕事をずっと続けていける訳ではないと知ってはいましたが、いざ「後二年」と区切りを聞かされると

「ああ、判ってはいるけど・・・・」と思いつつ、正直寂しいです。
　自分も「辞める！いつか辞める！」と言ってる手前寂しいとか思うのも勝手な話しですが。

　きっとMさんの比重が自分のなかで凄く大きくなっているからだろうなぁ。ついでに「置いて彼かれちゃう」みたいな妙な気持ちとか。
　
　もしＭさんが先に、又は私が会社を辞めても付き合って行きたいな。と思いました。
　
　・・・・・・二年ってかなり先だけどな！