2006徒然・8月10日
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(文春文庫) 宮城谷 昌光 著
華栄の丘 を読みました。だいぶ前から持っていた本なのですが、久しぶりに読み返し。
古代中国の王朝譚なのですが、面白いです。
名君を助けた小国の宰相、華元の生涯が書かれてます。
この人の書く本は大体古代中国の春秋時代の話が多いのですが、面白いものが多いです。一番のお気に入りは孟嘗君(もうしょうくん)です。
何か面白い本ない?と知り合いに聞かれたとき、私は大概これを薦めます。
(ただし、富士見ファンタジア文庫とか、スニーカー文庫等の様にイラストがないです。あっても版画みたいのだったり。ティーン向けじゃないふつう文庫。)
中学生の時に初めて読んで、物凄くはまりました。私が中国系統のファンタジーやら漫画を好きになったのはこの本が好きだったからだと思います。
他の方の書く中国小説より多分読みやすい・・・文章が。
古本屋でこの人の本を集めていこうかと考え中。
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